志村君が亡くなる前から企画されていた、フジファブリックのフジフジ富士Qに行ってきました!
富士吉田に住む15才の志村少年が、コニファーフォレストで見た奥田民生のライブに衝撃を受けて、音楽を志した、記念すべき場所、コニファーフォレスト。
志村君がいない今、親友や、ゆかりのあった人達が、あなたの代わりに歌ってくれました。
出演順・・・奥田民生、安部コウセイ、ハナレグミ、クボケンジ、斉藤和義、ハヤシ、藤井フミヤ、氣志團、和田唱、真心ブラザーズ、スカパラホーンズ、PUFFY、片寄明人、吉井和哉、くるり。始まった時は雲が掛かっていて見えなかった真正面の富士山が、少しづつ見える様になり、夕暮れと共に茜色に染まってゆく空。もうそれだけで泣けてしまう。
高円寺のライブハウスで履歴書持参の19才の志村君を面接したという古くからの先輩である氣志團の翔様。面白い話をいっぱいしてくれて、会場を大いに盛り上げてくれた。「ある日志村が、田舎に帰ろうと思うんです。・・と言ってきた時に、それじゃ、あの歌オレにくれ!と言ったら、田舎に帰るのを辞めた、あの歌をやります」・・・そして、絞り出すように歌った「茜色の夕日」。奥田民生がラストにアンコールで歌った「茜色の夕日」も、涙こらえて絞り出すようだった。
「志村は、あの富士山のテッペンにいる」と、誰かが言った。そのテッペンに届けとばかりに、みんな、丁寧に、心を込めて、志村君に歌っていた。
あなたの希望通り、母校の中学・高校からそれぞれ30名の生徒さんが招待されて、「志村シート」で見ていましたよ。制服で。15年前のあなたが受けた音楽の衝撃を、きっと誰かも受けているはず。
あの、去年の12月24日から、残されたフジファブリックのメンバーの心痛は大変なものだったと思います。ほとんどの曲をあなたが作り、歌い、空洞になったフジファブリックとしての音楽活動をどうすればよいのか。
やっと落ち着いたここからが大変な時ですね。暖かく見守っています。
バスの中で流れた、この日の為だけの、大爆笑PV